黒鯛(チヌ)の嗅覚〜味と匂いは紙一重〜

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いつも購読ありがとうございます。つぐむぐです。

 

今回は、チヌの嗅覚についてお話します。

 

もちろん難しい話にはつっこまず、釣りに役立つ情報だけを綴っていきます。

 

では参りましょう!

 

 

 

まず最初にチヌの鼻の穴の写真をご覧ください。

 

 

 

 

 

普段チヌの鼻の穴をアップで見ることはなかなかないと思います。

 

2つあるのがお分かりいただけますか?

 

前(左)の方が丸く、後ろ(右)の形が横長になっていますね。

 

 

 

片方に2つの鼻の穴があるので、反対側もあわせて全部で4つあることになります。

 

人間と比べたら倍あることになります。

 

 

 

で、チヌが匂いを感じるメカニズムですが、海水が前の穴(前鼻孔)から入って、後ろの穴(後鼻孔)に抜けることで匂いを感じています。

 

 

前の穴と後ろの穴はトンネルでつながっているのですが、その途中に嗅板(きゅうばん)という組織があり、その表面に無数の繊毛(せんもう)と呼ばれる毛があります。

 

 

この毛に海水の中に含まれる匂い物質が触れることで、チヌは匂いを感じています。

 

 

 

 

チヌを含め多くの魚は流れの来る方向を向いているのをご存知でしょうか?

 

川で釣りをする方はご存知かと思いますが、川だと、魚たちは上流を向いて定位(同じ場所にとどまりながらゆらゆらと泳ぐこと)しています。

 

これを流向性(りゅうこうせい)というのですが、こうすることで、上流から流れてくるエサをいち早く見つけることができます。

 

 

 

 

また、魚は口から酸素を含んだ水を取り込んで、エラを通すことで呼吸をしています。

 

この時、上流を向いていれば、ただ口をあけているだけで、水がどんどん口に入ってくるので、呼吸の点からみても上流を向いているのは理にかなっています。

 

 

 

さらに、チヌの顔の形は前にとがっているので、前鼻孔に海水が流入するには、上流を向いている方が都合良いのです。

 

海水が前鼻孔に流入することで、チヌは匂いを感じることができるため、マキエは匂い物質が水中に溶け出しやすいものに分があるのが分かると思います。

 

 

 

ここで、これらの知識をすぐに活用できる爆釣テクニックを2つご紹介します。

 

ライバルと差をつけたい人は、今すぐ1人になり、こっそりと誰もいない場所でお読みください。(笑)

 

 

 

まず、液体集魚剤をマキエに混ぜよう!という提案です。

 

釣具屋のエサコーナーに行くと、液状の集魚剤、マルキューであれば「チヌにこれだ!」や「グレにこれだ!」というものがあります。

 

 

 

液状であるということは、普通の集魚剤(粉のやつ)に比べて水中での拡散が速いだけでなく、液状なので、スムーズに前鼻孔から入りチヌの食欲を刺激します。

 

ですから、予算に余裕があれば、粉状の集魚剤に加えて液体集魚剤を使用しましょう!

 

 

 

あともう一つの提案が、上級者がよく用いるテクニックであるツケエの工夫です。

 

ツケエに粉の集魚剤やアミノ酸(味の素やアミノ酸α)などを、「ふりかけ」みたいにまぶすテクニックがあります。

 

こうすることで、ただのオキアミより旨みが増しますし、見た目(色)もマキエと同じようになって、カモフラージュ効果が高まります。

 

 

 

サシエの工夫は多くのトーナメンターが使っているテクニックですので、一つ上のステージを目指すのであれば、ぜひ使っていただきたいテクニックなのですが、ここで終わっては特別な情報にはなりません。

 

 

 

これくらいの情報といったら寂しいですが、ツケエにふりかけをかける位のテクニックは、初心者ならともかく、ある程度フカセ釣りをした人であれば、誰でも知っている訳です。

 

 

 

ですから、私がここで提案したいのは、こういう粉の集魚剤やアミノ酸を「ふりかけ」みたいにかけるのではなく、一度少量のぬるま湯でしっかり溶かしてからオキアミなどにかけてほしいということです。

 

 

 

ここまで読んでくださった方なら、ぬるま湯に一度溶かす理由は分かると思います。

 

もちろん、その方が、チヌの前鼻孔から匂い物質が進入しやすいからです。

 

 

 

ほんとにちょっとした工夫ですが、これをしておくのとしておかないのでは、チヌの食欲への刺激度合いが違ってきます。

 

ぜひ面倒くさがらずに、一手間加えていただいて、ツケエをベストな状態で使用されてみてください。

 

 

 

トーナメンターでもふりかけみたいにかけている人が結構いますが、それではまだまだポテンシャルを最大限に発揮できているとは言えません。

 

チヌの生物学的な知識をこういうツケエの工夫にぜひ活用してみてください。

 

 

 

さて、チヌの視力が0.14という話を、以前の記事でお話しました。

 

決して良いとはお世辞にもいえません。

 

 

 

だから、エサをさがす場合に、チヌが視覚だけに頼っているとは到底考えにくい。

 

恐らく遠くのエサに関しては、水中に溶けて流れてくる、匂い物質で感知していることでしょう。

 

さまざまな感覚を多用することで、チヌは厳しい自然界を生き抜いているといえます。

 

 

 

 

ここで興味深い話を紹介します。

 

 

 

 

人は匂いを鼻で感じ、味を舌で感じます。

 

一方、魚は匂い物質を鼻(繊毛)と味を認識する器官である味蕾(みらい)で感じます。

 

だから魚の場合は、匂いと味の明瞭な区別というのがないのです。

 

非常に面白い特徴ですね。

 

 

 

 

また、近年の水産学研究によって、同じ魚でも住む場所によって味覚に違いがあることが分かっています。

 

例えば、九州のチヌと北海道のチヌでは味覚に違いがあるのです。

 

 

 

九州人がとんこつラーメンを好きで、北海道人がしょうゆラーメンやみそラーメンを好きなように。

 

これは面白くもあり、悩ましくもありますね。^^

 

 

 

例えば、私がこのサイトでおすすめしている配合レシピも九州のチヌは釣れますが、もしかしたら北海道のチヌにはウケが悪いかもしれないのですから。

 

この例に関してはそんなことはないと信じたいですが(笑)、チヌの県民性?みたいに釣りの妄想を膨らませてくれるという意味では非常に興味深い研究成果だと思います。

 

 

 

長くなりましたので、最後に嗅覚についてまとめます。

 

 

 

・チヌは遠くのエサの存在を匂いで感知している。
 
・魚は匂いと味の識別があいまい
 
・匂い物質が水中に溶け出すマキエが良い
 
・魚の味覚は地域によってバラバラ

 

 

 

以上になります。

 

ぜひ今後のチヌ釣りの参考にされてみてください。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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