メジナ(グレ・クロ)釣りでハリスを長くとる理由と効果

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今回はハリスを長く取る理由と効果について解説していきます。

 

まず、大前提として知っておいていただきたいことが、推奨仕掛けではウキがハリスの中にあるということです。

 

 

 

なぜハリスの中にウキをつけるのか?

 

ハリスってここではフロロカーボン製を指しますが、フロロカーボン(比重1.78)は海水やナイロン(比重1.14)に比べて比重が重いため、ナイロン製の道糸よりも早く海中に沈みます。

 

 

 

この時、ハリスの中にウキがあることによって、ウキの下側はいうまでもなく、ウキの上側のハリスも海中に速く沈み込みます。

 

割と速くウキ周辺のハリスが全て水中に沈んでしまう訳です。

 

 

 

この現象がどういう効果を及ぼすのかといいますと、ウキ周辺のハリスが沈むということは、仕掛け全体が、潮をしっかりつかむということです。

 

 

 

推奨仕掛けでは、仕掛けがなじんだら(なじむ=ウキから下側のハリスがハリまできちんと張ること)ウキがじわじわと沈み始めるため、ハリスやウキという仕掛け全てがしっかりと潮をかんでくれます。

 

つまり潮の流れから仕掛けが外れにくくなるということです。

 

 

 

グレ釣りは、撒き餌を食べにきたグレが誤ってハリの仕込んであるサシエを食べることで成立します。

 

ということは、撒き餌の中にサシエが紛れ込んでいる(同調している)方が、グレの食う可能性は圧倒的に高くなります。

 

 

 

撒き餌は海中に投入されたら、重力と潮の流れの力を受けながら、自然に沈んでいきます。

 

しかし、仕掛けはそうはいきません。

 

 

 

仕掛けには、道糸がついているため、道糸の受ける余計な抵抗が仕掛けに伝わり、仕掛けの自然な流れを阻害するのです。

 

だから、仕掛けを沈めて潮をつかませてやることで、道糸からの抵抗が仕掛けに伝わりにくくなるのです。

 

ここまではOKですか?

 

 

 

 

これと比べて昔ながらの釣り方、つまりウキをぷかぷかと浮かべて釣る釣り方はどうでしょうか?

 

海面は風の影響を最も強く受けます。

 

海が無風でベタ凪ぎ(波一つなく海面がベターとしている様子)ということは、ほとんどありません。

 

ウキを浮かせて釣る釣り方が、仕掛けを自然に流すという点において、もの凄く不利だということが分かると思います。

 

 

 

仕掛けを沈めると、表層の風の影響を仕掛けが受けにくくなります。

 

風に押されて上潮が滑っているような状況においても、水面下に仕掛けが沈み込めば、上潮の影響を減らすことができます。

 

結果として仕掛けの流れがより自然になるわけです。

 

 

 

これがハリスの中にウキを入れるメリットですね。

 

 

ここまで聞くと、「ハリスは長ければ長いほど良いんじゃないか?」と思う人もいるでしょう。

 

 

 

しかし、そんな単純な話ではありません。

 

 

もし道糸までカーボンハリスだとすると、どんな不具合がおこるか考えてみましょう。

 

 

 

海では、マキエの投入地点と手前の潮の流れが違うなんてケースはザラにあります。

 

マキエの着水点は本流が右から左に向かって流れているのに、手前の方には反転流が発生し、左から右に向かって流れているというケースが典型的な例です。

 

 

 

こういうケースで道糸がフロロカーボンだとどうなるでしょうか?

 

沈み込みの速いフロロだけに、手前の方に着水しているフロロが沈みこんで、手前の流れに道糸がつかまり、ウキを本流と逆方向に引っ張り始めます。

 

 

 

こうなると、マキエとサシエの同調が実現できなくなるのです。

 

 

 

これは手前にサラシなど、変な流れが発生している場合も同じです。

 

ですから、道糸までフロロにするという風に、極端に長すぎるのも良くない。

 

 

 

ではハリス10m程度ならどうでしょう?

 

竿が5メートルの場合、ハリス10mだと道糸とハリスの直結部の結びコブが、ひょんとした拍子にリールの中に入ってしまい、投入時にそのコブに道糸が引っかかって仕掛けの投入が上手くいかないことがあります。

 

 

特に初心者の方は道具の扱いに不慣れなため、頻繁に投入がうまくいかないとストレスが溜まってしまいます。

 

 

また、ハリス10mだと、ウキから上側の部分が潮に速く沈むため、当て潮(沖から手前に当ててくるように流れる潮)の時にウキの上側のハリスが沈み込み過ぎて糸が弛み、アタリが上手くとれないといった状況が発生します。

 

 

 

ハリスの中にウキを入れる釣り方にも当て潮という弱点はあるのです。

 

だから、ちょっとでも当て潮の影響を受けないように、少し短めの7mにしているのです。

 

 

 

これなら、投入時のトラブルもないし、当て潮の時も10mの時ほど糸のたるみも発生しません。

 

 

 

推奨仕掛けにおいて、ウキは基本ハリから3.5m位の位置に着けます。

 

そのウキがハリスの中に確実に入っておくためには、最低でも4メートル以上のハリスの長さは欠かせません。

 

 

 

ウキの上側のハリスが短すぎても、海中に沈み込む部分が少なく、仕掛けが潮をつかむ力が弱くなります。

 

ですから、ウキから上側と下側のハリスの長さが均等になるハリス7mを私は推奨しています。

 

 

 

もし「風が強くて、ハリス7mでは水面を滑り過ぎて、仕掛けがなじまない」という状況であれば、ハリスを継ぎ足して長くして、よりしっかりと仕掛けの大部分を水中に沈めてやることで、風の影響を減らすことができます。

 

もちろん風が強すぎるとハリスの長さだけでは対応できないので、ガン玉を追加していきますが、ガン玉については別の記事で説明します。

 

 

 

以上ここまでが、ハリスを7m取る理由になります。

 

 

 

基本的にハリスの中にウキを入れる釣り方は、仕掛け全体が水中に沈みこむため、潮の流れをしっかり捉えて、マキエとの高い同調率を実現します。

 

しかし、その一方で当て潮に弱かったり、場合によっては投入時にストレスがたまったりなんてこともあります。

 

 

 

ですから、そのような問題点を解消するのに、ちょうどよい長さということで7mを提唱しています。

 

ぜひハリス7mをとって、グレ釣りに最も必要なテクニックである「同調」をストレスなく高確率で実現してください。

 

 

 

同調率が高まればグレのヒット率は目覚ましく上昇しますので、ぜひお試しください。

 

 

 

今回はこれで終わります。

 

不明な点などあれば、お気軽にご質問ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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