チヌ沈め釣り初心者の動きをみて感じた6つのこと

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どうもつぐむぐです。

 

先日沈め釣り初心者の方と二人でチヌ釣りに行きました!

 

事前に「僕の釣り方なら簡単にチヌが釣れる!」と豪語していただけに、かなりのプレッシャーでしたが、何とかチヌ釣り一回目の人に2時間で1枚釣らせることができました。(安堵)

 

型も37センチとまあまあだったので、チヌ釣りにはまってくれたようで何よりです☆

 

 

 

 

ところで、初心者の方と釣りに行くと、本当にいろいろと考えさせられます。

 

釣りにはいろいろと考えないといけないことが多いですが、慣れてしまうと自然にできてしまうことも多いわけで…

 

 

 

そうなると初心者がどんなところでつまずくのかを、忘れてしまいます。

 

まあ、壁はどこまで行ってもあるので、私には私のレベルで壁があるのですが・・・

 

 

 

 

今回は初心者の沈め釣りを約6時間みっちり見させてもらったので、何が初心者の釣果を妨げる原因になっているのかよく分かりました。

 

その時感じたことをお伝えしたいと思います。

 

 

 

沈め釣り初心者の方には、大いに参考になると思いますよ!

 

 

 

 

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チヌ沈め釣り初心者の動きをみて感じた6つのこと

 

@仕掛けとマキエのコントロールが悪い

 

マキエ杓でマキエをまくことをしたことない初心者にとって、これは仕方ないことですが、やはり撒き餌のコントロールが悪いと釣果がガクッと落ちます。

 

仕掛けの投入だって同じこと。

 

マキエとサシエが同じ場所にないと(同調してないと)どうしても釣果が落ちてしまいます。

 

 

 

ただ、私は初心者には「仕掛けを先に投入して、そこに撒き餌をかぶせて」と教えますので、仕掛けは基本前に10m位飛ばせれば、コントロールが悪くても何とかなります。

 

撒き餌の投入と仕掛けの投入だったら、断然仕掛けの投入の方が難しいですからね。

 

 

 

撒き餌の投入は1日の釣りで何回も行うので、私が一緒に釣りをした人も、時間の経過とともに、だんだんコントロールが良くなっていました。

 

要は慣れですからね。少しずつ投入の精度が上がれば、おのずと釣果は伸びていくことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

A道糸の視認性が悪い

 

今回一緒に釣りをした人の道糸はカラーが「クリア(透明)」でした。

 

道糸の銘柄を訪ねてみると、「2,000円で買ったリールに初めから巻いてあった」とのこと。

 

 

 

触らせてもらうと、太さは2号といったところか???

 

いつリールに巻かれたものかは知らないが、巻きグセが相当ついていて、ほんとパーマ状態でした(笑)

 

 

 

沈め釣りはウキが沈んじゃうんで、アタリを道糸でとりますから、道糸が見えにくいというのは致命的。

 

実際、同行した人も隣で「道糸が見えん!」とイライラしている様子が見て取れました。

 

 

 

釣りに行く前に「あまり安い道具だと釣りにくいよ」と伝えていたのが、一度経験してみて理解してくれた様子。

 

「次は絶対道糸を巻きなおしておく」とのことでした。

 

 

 

道糸代を節約しても、結局釣れなかったら、また新しい糸を買って出費が膨らむので、最低限バラ売りの道糸を調達したいものです。

 

 

 

 

 

 

 

B道糸の糸フケがたくさん出て、水面で風に流されている

 

初心者と沈め釣りをしていると、「糸の送り込み方が分からない」ってよく言われます。

 

この答えは、巷でいう「張らず緩めず」の状態なんですが、もっと詳しくいうと、ウキにブレーキがかからず、自然に流れている状態でして。

 

竿先から海面まで出ている道糸が、カタカタの「ノ」の字になるような状態を維持してやればよいです。

 

 

 

でも初心者はリールの扱いにも不慣れですから、糸がドバっと海面に出てしまうこともあるんですね。

 

これをそのままにしておくと、風で滑る海面の流れに乗って、糸フケがたくさんでてしまいます。

 

 

 

糸フケが出すぎるとどうなるか・・・

 

一番やっかいなのは、道糸が仕掛けを引っ張り始めること。

 

 

 

仕掛けは下層の潮の流れに乗るべきなのに、それと違う表層の流れに乗った道糸が仕掛けを引っ張る結果、マキエと仕掛けの同調が実現できなくなって、「釣れない」ということになります。

 

 

 

これを解消するために、道糸を仕掛け投入直後に海面下に強制的に沈めてあげましょう。

 

具体的には、穂先を海中に突っ込んで糸を巻けば、海中に道糸が速く沈むようになります。

 

 

 

 

◆◆2枚潮対策についてはコチラにも掲載◆◆

 

 

 

 

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C竿の穂先を上げすぎている

 

Bで竿先から海面までの道糸がカタカタの「ノ」の字になるように、糸の弛みを作るのが良いと話しました。

 

でも1つ注意したいポイントがあります。

 

 

 

それはできるだけ海面に穂先を近づけること。

 

初心者は、竿の穂先を自分の目の前に持ってくることがありますが、そうすると竿の穂先から水面までの間に糸がたくさんでます。特に高い堤防なら、「ノ」の字が何メートルにもなります。

 

 

 

もちろん無風ベタ凪ぎならそれでも問題ないでしょうが、海が無風であることは非常にまれでして。

 

風に道糸があおられて、仕掛けにブレーキがかかり、仕掛けの自然な流れを阻害します。

 

 

 

これも釣れない原因を作っている大きな要因だと感じました。

 

対策は海面上1mくらいまで竿先を下げる(近づける)こと。

 

たったこれだけのことですが、効果はものすごいので、試してみてください。

 

 

 

 

 

 

D道糸の張りすぎで仕掛けが深く入っていない

 

これも道糸の張らず緩めず状態と関係ありますが、初心者に「糸フケが出すぎてますよ」というと、今度は糸を張りすぎます。

 

糸が張りすぎると、仕掛けの流れにブレーキがかかるので、仕掛けとマキエの同調が実現できません。

 

道糸を張りすぎず、緩めすぎず、カタカナの「ノ」の字を作ってやることが大切です。

 

 

 

 

 

 

Eウキの浮力が残っている

 

今回同行した初心者の方には、最初から大征黒の沈めを使ってもらったので、問題なく仕掛けが底まで入っていましたが、堤防でチヌ釣りをしている人を見ると、仕掛けが全然入っていない人が多いです。

 

 

 

おせっかいで口を出すのもおかしいので、何もいいませんが、底に入っていない仕掛けをだらだらと流してもそりゃあ釣れませんよね。

 

特にチヌは。

 

 

 

仕掛けが入らない原因として、浮力の残っているウキを使用していることがほとんど。

 

 

 

00号とか使っている人が多いですが、00号とはいえ、若干浮力は残してあります。

 

浮力が残っていると、道糸を丁寧に送ってやらないと底まで仕掛けを沈めるのは難しいです。

 

 

 

潮の流れがちょっと強くなると、いよいよ仕掛けが入らなくなるので、初心者はウキの浮力が、もっとマイナスのものを使いましょう。

 

そうすることで、楽に仕掛けを底まで沈めることができます。

 

 

◆◆ウキの浮力の話◆◆

 

 

 

 

 

 

最後に

 

ここまで、初心者の方がついつい犯しがちな行動を6つ挙げてみました。

 

 

 

結局、初心者だから、いろいろとできなくて当たり前ですが、言われないとなかなか気づかないもの。

 

早く気づけば良いですが、何年も気づかないのは成長速度が低迷しもったいない。

 

 

 

別にここでいっていることは結局「知っているか、知っていないか」だけの違いであって、特別な才能が求められるものでもありません。

 

だから、1つでも心当たりがある人は、修正してみてください。

 

きっと釣果に跳ね返ってくるはずです。

 

 

 

では今回はこれにて!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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