チヌの刺し餌 おすすめ5選
どうもつぐむぐです。
今回はチヌ釣りで私がよく使用する刺し餌(サシエ、付け餌ともいう)についてお話したいと思います。
次に挙げる順番は、よく使用する順なのですが、もちろん同時におすすめ順となりますので、チヌの餌についてよく分からない人は、参考にしていただけたらと思います。
ちなみに、私はマルキューの餌を好んで使っているので、ここで挙げるおすすめもマルキューの商品が主になります。ご了承ください。
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食い渋りイエロー
いの一番に練り餌が出てきたので、びっくりしたした人もいるんじゃないでしょうか?でも別に何かを狙っている訳ではなく、私の中で「チヌ釣りといえば食い渋りイエローでしょ?」っていうくらい信頼している餌になります。
マルキューのネリエには、主に赤、白、黄色の3色があるんですが、ダントツこれが釣れると認識しています。
3色の匂いや味を比べてみたら歴然とした差があるんですが、イエローだけ、とにかく美味しそうな匂いがします。お菓子みたいな匂いが。
で、あんまり美味しそうな匂いがするもんだから、私はこの食い渋りイエローを味見したことあるんです。そしたらね、クッキーみたいな味がして、実際においしいですw周りにも僕の真似をして2人食べた人がいるんですが「まじだ、意外にうまい」って言ってました。僕はアホなんで実際に食べてますが、「俺も食べたら腹痛くなった」って言われてもこまるんで、味見は自己責任でお願いしますねw恐らく多くの人がしないと思いますが(笑)
メリットは、チヌってこんな味が好きなんだって分かって勉強になりますよ。自分でエサを作る際の参考に非常になります。
この餌はこのサイトで何度も言ってますが、水産学研究の成果に沿った餌というのも信頼できるポイントです。学問的にもチヌやグレ、マダイなどの上物が、黄色を好むってことが証明されているんですよ。そういう意味でも、必ず現場に持参したいおすすめの餌といえます。
加工オキアミ
普通のオキアミではなく、とりわけ、「くわせオキアミスーパーハードのLサイズ」をおすすめします。
どうしてこの餌かといいますと、身を引き締めてあるからですね。
チヌ釣りでは遠投する場面が多く、普通のオキアミだと身が柔らかくて外れてしまうことがよくあります。そんな時でも、このサシエなら安心。
身を引き締めてあるといっても、そんなにガチガチじゃないし、オキアミ本来の甘みもしっかり残してあるので、魚の食い込みは、すこぶる良いです。Lサイズをおすすめしているのは、チヌが好奇心旺盛で目立つサシエが大好きだからですね。
それに、超遠投しないといけない場面では、頭と尻尾をとることで、かなりハリから外れにくくなります。食い込みもいいし、目立たせることも、小さくして遠投することもできるから、この餌はおすすめです。
しかもこの加工オキアミにもう一手間加えて自作オキアミを作る時にもこの硬さが重宝するので、ぜひおすすめしたい刺し餌になります。釣れる自作オキアミ作成法に興味がある方は以下の記事もみてみてね〜^^
関連記事:【第1弾】釣れるオキアミの自作加工法
(↑フェイスブックで過去最高にいいねがついた記事)
関連記事:【第2弾】刺し餌オキアミの自作加工法
特選むきエビ
個人的には、旨み、甘み、柔らかさのトータルで餌の食いつき度が決まると思っていますが、この特選むきエビはすべてが高いレベルで揃っている餌だといえますね。
その3点でいえば、つけ餌の中で最強で、魚の食い込みはトップクラスだといえるでしょう。
じゃあ何で3位なの?というと、「遠投にあんまり向かない」ことと、「身が柔らかいのでエサトリに食べられやすい」からですね。
1位の食い渋りイエローは、固さは、特選むきエビより何倍も固くて食い込みが悪そうですが、意外にそんなこともなく(むしろ食い込みは良い)、かつエサトリにも強いため、私の中では最もおすすめとなっています。
練り餌なんで比重も重くて底まで届きやすいしね。チヌ釣りは、基本底までサシエが届いてなんぼの釣りですから。練り餌だと海底に届く前に食べられるっていうのは、あまり良くない。
じゃあ、「とくかく底に確実に届けば良い」って思うかもしれませんが、あまりに固い餌も、今度は食べてくれないからよくない。その加減が難しいわけで・・・
だから結局、経験的にこんな順位になっていくというわけです。おすすめの順位に経験や感覚が入るところは申し訳ないですが、それは仕方ないと思ってください(笑)てか釣りって言うのはそういうものですからね。絶対的な法則などなく、個人の主観が入りまくりの自由な趣味なのであります。
活さなぎミンチ激荒のコーン
この餌の使い方は主に「活性を上げるための起爆剤として、チヌの食いが悪い時に撒き餌に混ぜこむ」というのが推奨されていますが、私は普段撒き餌に特に混ぜ込むことはしていません。
混ぜ込まない理由は、集魚剤だけで十分釣果が残せるからと、あとは僕の場合、集魚剤で結構な出費なんで、それ以上あまりいろいろと費用をかけたくないというのがありますばい(笑)
起爆剤として使った人から、「めっちゃいいよ」という話はたくさん聞いているのですが、今のところ起爆剤としての使用はしていません。
ただ、ある条件下において、この商品の中に入っているコーンをサシエとして利用することがあります。ある条件というのが、エサトリがめちゃくちゃ多い時!皆さん、餌取り大好きですよね?爆
エサトリが多い時は、正直、次の5位のムギでも良いのですが、ムギよりコーンの方がチヌの食い込みが良いので、こちらを4位にしています。
ちなみにコーンですが、僕の経験上、サバゴが餌取りの時に重宝しています。「サバゴが沸いたら釣り終了」って人も多いはず。でもサバゴが1万匹位沸いている時があったんですがね、コーンを餌にしたら刺し餌が底まで通るとおる!これには驚きましたバイ!サバゴはコーンが嫌いなんでしょうかね。コーン美味しいのにね。魚の味覚はよくわからん。ちなみにベラはコーン大好きなので底までいったらベラはよく釣れますバイw
話を激荒コーンに戻しましょう。サシエとしての利用であれば、起爆剤的な使用と違い、1日で全部使い切ることはないので、再度冷凍しておけば、1袋で何回か使用できます。この激荒のコーンは、サナギエキスがしみ込んで普通のコーンより食い込みが良いことなどから、すごくおすすめの餌です。
たくさん餌をもっていくのは良いことなの?
ここで余談ですが、重要な考え方を一つお話しします。
チヌは好奇心の強い魚ですから、サシエをいろいろと変えながら釣りをすることで、チヌの好奇心を刺激し、彼らの食い気を長く持続させることができます。
とはいえ、1日の釣りで私がサシエをローテンションして使いこなせると感じている数は多くて3つくらいかな〜。特に初心者の方はそこまで気が回らず、一日の釣りを終えた時には「結局オキアミしか使わなかった」ってこともしばしばあります。
理論的には何種類もエサを持参して釣るのがいいんじゃない?って思うかもしれませんが、全部使えなかったら本末転倒。
サシエローテーションには、その日の当たりエサを探すという意味もあるんですが、毎投違うエサを投げていたんじゃ、当たり餌の絞り込みが逆にできない。たまたまその一投で食ってきただけかもしれないので、1つの餌につき3投ずつくらいは投げながらローテーションしたいものだね。
だから、僕の場合多くて1位〜3位を持参することはありますが、節約したい時は、1位と2位のみ持参します。てか基本1位〜2位の2つで十分!実際初心者には、上位の2つしかおすすめしていません。先述のとおり、初心者が最初から餌を何種類も使いこなすことは、ほぼ無理ですからね。
使わない餌を現場に持参しても意味がないので、使える分だけ持っていきましょうということで、とりあえず2種類持参をここではおすすめしておきます^^
撒き餌の中のムギ
4位のコーンのところでもちょっと書きましたが、エサトリが多くてどうしようもない時に、利用すると有効です。
ただ注意点として、ふやけてないと固くてハリに刺せないし、無理やり刺そうとすると割れてしまう。ムギは固くて、食い込みがそんなに良くないため、普段使いのサシエとしては、ちょっと厳しいですが、エサトリがめちゃくちゃ多いときに限って有効です。
エサトリが多いときって、ほとんど底にいるチヌまで餌が届いてないから、チヌたちもイライラしてるんですよ。「何か落ちてないかな」って、エサトリの下でウロウロしてる感じ。
そんな時に上から急に餌が落ちてきたら、超高確率で食ってきますw「わーい、やっと餌が来たぞ〜、パクっ」みたいな感じw
特に真夏のチヌ釣りでは有効で、高水温でエサトリが吐きそうな位多い時、「もう下に絶対チヌが集まっているだろ!」って時に、ムギを使ってみると一発で食ってきたことが何度もあります。どうしてもエサトリがかわせないって時の最後のカードとしてムギという選択肢を頭に入れておくとよいでしょう!
チヌの刺し餌まとめ
ここまで私のおすすめするつけ餌を長々と語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?
一応順位を整理しておくと、
1位 食い渋りイエロー
2位 加工オキアミ
3位 特選むきエビ
4位 活さなぎミンチ激荒のコーン
5位 撒き餌の中のムギ
となります。
でも前述のとおり、初心者なら上の2つで十分だし、多くても上の3つで良いかなと。
下の2つは保険的な意味合いで用意したいものなので、通常のサシエローテーションのサイクルには含めなくて良いです。あくまで、エサトリが多くて手に負えないケースが想定される場合、そういうケースに直面した場合に利用してもらえればよいかと思います。5位の麦に関していえば、集魚剤の中に入っているから、特別に用意する必要はないしね。
釣りは自然との遊びなので、どんな状況に直面するかは分かりません。想定外のコンディションにぶつかることもあるでしょう。
そんな時に知識があるかないかというのが、大きな差となります。本当に知っているだけで問題が解決することはよくあるので、今回の知識を頭の片隅においておかれると重宝するかも。ぜひ今後のチヌ釣りにご活用いただけると幸いです。
では、今回はこれで終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。
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