【ステップ2】チヌ釣り 撒き餌作りと仕掛けの投入〜
※【4/23まで】大征黒沈めのプレゼントキャンペーンやってます!
ステップその1で説明した、簡単・手軽なチヌ釣り仕掛けは覚えましたか?
「細かい道具の解説」や「海についたら最初にやること」については別記事で解説しますので、後ほどそちらもご覧いただければと思います。
さて本題に入りますが、チヌのウキフカセ釣りではマキエ(撒き餌)が必ず必要となります。
フカセ釣りとは「マキエを食べに集まって来た魚に、誤ってハリのついたツケエを食べさせて釣る方法」です。
※マキエについても以下の専門記事を設けています。安定した釣果を目指すのであれば、詳しくはそちらをご覧ください。
※つぐむぐの配合レシピ(何も考えずに即結果が欲しい人におすすめ 笑)
でも中には、「これらの記事を読むのはちょっと面倒」とか「安定して釣れるレベルとかはどうでもいいから、楽してチヌを手っ取り早く釣りたい」というワガママな人もいると思います。(爆)
今回もそういう人のために、頑張ってエッセンスだけを抽出して、最短・最速で結果が出るテクニックを書いていきたいと思いますので、しばらくおつき合いください。
まず、マキエですが、釣り具店でオキアミ1角+チヌ用集魚剤2〜3袋を目安に配合してください。
「集魚剤の勉強」はチヌを安定して釣るためには、必要不可欠なものですが、とりあえずチヌ1・2枚を釣るということであれば、こだわる必要はそこまでありません。
チヌがそこそこ釣れるようになったら、勉強されてみたら良いでしょう。
全ての知識はこのサイト上に垂れ流してあると考えてもらって大丈夫ですから^^
◆◆ちなみに私の配合レシピはコチラ(論理的に考えた上での配合です)◆◆
釣り具店でエサを混ぜてもらえるサービスがあれば、ぜひ利用してください。
時間の節約にもなりますし、体力の温存にもなります。
「マキエの本格的な作り方・混ぜ方」についても、別記事で紹介していますが、これは中・上級者向けですので、ざっくり作るのであれば、
@バッカンに集魚剤だけを先に入れて、集魚剤同士をムラなく混ぜ合わせます。
Aきちんと混ざりあったら、オキアミを投入し、集魚剤と混ぜ合わせます。
Bある程度混ざったところで、今度は水を少しずつ加えながら、まんべんなく混ぜていきます。
バッカンの中でマキエを作る場合は、マゼラーとよばれるエサ混ぜ器を使って混ぜましょう。
▲マゼラーと呼ばれる掻き雑ぜ道具でマキエを混ぜている様子。
時間をかけて、しっかりマキエを仕上げることで釣果は飛躍的に上昇する。
しっかりまとまって(焼く前のハンバーグのように)、ある程度の距離(最低10メートルは飛ばしたい)まで飛べば、マキエの準備は完了です。
しっかり飛ぶマキエを作るポイントはコチラの記事で解説しています。
釣りに行く前に、家でマキエを作っておくのがベストですが(配合エサとオキアミがきちんとなじみ、まとまりがもの凄く良くなる)、海に着いてから作っても問題ありません。
雑に作ると、パサパサと粉のようになって、空気中に舞うマキエやベチャベチャと液状で水撒きのようになるマキエが完成しますので、マキエ作りは丁寧に行いましょう。
さて、マキエの準備ができたら、実際にマキエを投入してみましょう。
目の前のポイントに広範囲にマキエを30杯程度まいたら、ステップその1で解説した仕掛けを作り始めます。
仕掛けを作ってからマキエを撒くのではなく、仕掛けを作る前からしっかりマキエを海に投入してください。
仕掛けを作りながらも、切りの良いところで休み、マキエを20杯程度海にまいてください。
この20杯は最初の30杯よりも撒く範囲を狭くします。
要は仕掛け投入前に少しずつ、自分が最終的に狙うポイントまで、チヌを誘導してくる作戦です。
◆◆◆寄せ撒き餌の詳細なテクニックはコチラ◆◆◆
チヌがマキエに寄って来るまで、しばらく時間がかかるため、この作業をしておくことで、スムーズにチヌ釣りがはじめられます。
仕掛け作りが終わったら、いよいよ釣り開始です。
スポンサードリンク
大体でいいですので、釣りやすい距離とか自分がココだと決めたポイントに仕掛けを投入します。
◆◆◆ポイントの選び方はコチラを参照◆◆◆
マキエは仕掛け投入後、ウキをめがけて10杯投げてください。
もし、マキエを先に打つと、その場所に仕掛けも投入しなければいけません。
しかし、仕掛けの投入精度は、長い竿の扱いに慣れていない初心者にとっては大変難しいため、マキエを後に打つことをおススメします。
慣れないうちは、マキエのコントロールをつける方が簡単ですから。
コントロールのより良い動作を後に行うことで、よりサシエとマキエの同調の精度を高めることができます。
◆◆◆撒き餌を先に打つのと後に打つのの違いとは?◆◆◆
言い忘れてましたが、仕掛けを投入する際、ハリにはエサ(ツケエ)をつけてください。
当たり前ですが、エサがないとチヌは釣れませんので(笑)。
ツケエはオキアミ(Lサイズ)と黄色のネリエ(釣りエサ大手メーカーのマルキューさんから販売されています)を用意してください。
その2種類だけで大丈夫です。
▲左がオキアミ。右が黄色のネリエ。この2種類だけ持参すれば、十分です。
くれぐれもどちらか一つだけというのは止めた方がよいです。
初心者がどちらか一つだけ持参するのであれば、黄色のネリエにしてください。
それくらいチヌが黄色のネリエでよく釣れます。
多くの人はオキアミだけを持参しますが、これは絶対に止めてください。
必ず2種類持参しましょう!
何度も言いますが、予算がないなど1種類しか持参できないのであれば、黄色のネリエだけ持参しましょう。
なぜ、私がここまでネリエにこだわるのかというと、この黄色のネリエがめちゃくちゃ釣れるからです。
本当に必需品です。
状況によってはオキアミより釣れます。
マジで。
というか、基本的にオキアミよりネリエの方がよく釣れると私は考えています。
もちろん適当にこのネリエを選んでいるのではありません。
きちんとした根拠に基づいて私は使用しています。
それは、チヌが黄色が大好きだという、水産学研究の成果がでていることです。
科学的な根拠に基づいて、自信をもって使用しているのです。
それに、ネリエの良さは、きちんと底まで到達することです。
ネリエはオキアミに比べて重量が重いし、固くてエサトリも簡単には食えないため、基本的に底までしっかり沈んでくれます。
実はこれがものすごいメリットなのです。
というのも、チヌという魚は基本的に底に存在するエサを拾っています。
「チヌは底を釣れ!」と昔から言われているように、底狙いが基本中の基本ということになります。
その点、私の推奨仕掛けにネリエをつけて、仕掛けを海に投入すると、きちんと底までサシエが届いてくれます。
初心者であろうと、糸を送るだけで簡単に底までエサが到達します。
昔ながらのウキをぷかぷかと浮かべる仕掛けではこうはいきません。
というのは、昔ながらの仕掛けでは、魚がえさを捕食している層に、ウキ下(深さ)を合わせてやる必要があります。
これが外れてしまうと、ジ・エンド。
底についているならまだしも、きちんと底まで到達していない場合は、いつまでたってもチヌが釣れないこともザラです。
私はそれで3年間もチヌが釣れませんでしたから!(自慢)
多くの人は釣り=ウキが沈んだら釣るって思考になってますが、釣りだって進化している訳で。
どんどん、より簡単に、より合理的に、チヌが釣れるような仕掛けが開発されているのです。
こういうと、絶対「新しい釣り方は初心者向きじゃないんじゃないですか?」っていわれますけど、超初心者向きです(笑)
むしろ私が3年間釣れなかった仕掛け(昔ながらの仕掛け)の方が上級者向きですから(笑)
だから、本当に、嘘偽りなく、心の底から、騙されたと思ってもいいから推奨仕掛けを使ってほしいんですね(爆)
仕掛けを投げて、マキエを撒くだけでチヌが釣れるなんて、超いい仕掛けだとおもいませんか?
ここで、読者の方に嘘を教えても私にとっても何にもならない訳です。
ただ、純粋にチヌが釣れるようになってほしい。
釣りの楽しさ、魚が釣れる喜びを知ってほしいだけなんですよ。
だから、自分の持っている知識・経験を本気でつづっているし、結果を出してほしいと心から願っています。
ほんと変な釣り雑誌とかDVDとか買う位なら、このサイトを読んだ方がめちゃくちゃ必要な知識がつくと自負していますので、バンバン知識を盗んで、めきめきと腕を上げてください。
ちょっと話がそれちゃいましたね(笑)
さて、ツケエに関して、もう一つ重要なことがあります。
それは、オキアミ3投→ネリエ3投などと自分でルールを決めて必ずエサをローテーションしてください。
これは当日の当たりエサをさがすためです。
日によって、ネリエがいい日もあれば、オキアミがいい日だってあります。
それは当日の状況によって変わりますので、エサのローテーションをすることで、ヒット率を高めていくことができます。
ここまでできれば、あとはチヌの反応(アタリ)を待つ段階に移ります。
ここまで足早に説明してきましたが、理解できましたでしょうか?
不明な点は各専門項目でしっかりフォローしますので、そちらをご確認ください。
さあ!残るは2ステップです。
ちょっと休憩して、おいしい飲み物を準備されたら、次のステップにお進みください(^^)
スポンサードリンク

〜お知らせ〜
「つぐむぐ」ってそもそも誰?
釣りメルマガ(読者数1350人突破)
裏メルマガ(ネットで稼ぐための正攻法)
【今だけ!】「釣りビジョン」が31日間無料!解約も可<U-NEXT>
2週間無料でDMMの動画が見放題!R18も充実
〜釣り人におすすめの記事〜
最高級のがま磯竿(新品)をたった13,642円で手に入れた実話
関連ページ
- 【堤防の海釣り】やるからには大物を狙いましょう!
- 【ステップ1】チヌ釣り爆釣仕掛けセット!
- 【ステップ3】チヌ釣り 沈め釣り仕掛けでのアタリの取り方
- 【ステップ4】チヌ釣り チヌとのやり取り(釣り方)
- 黒鯛(チヌ)爆釣仕掛けを輝かせるために〜引き出し(知識)を増やすことの大切さ〜
- 黒鯛(チヌ)は好奇心のかたまりだ〜ルアーや目立つ仕掛けが大好き〜
- チヌ釣りにおける時期別ポイントの選び方〜体験から語る真実〜
- 黒鯛(チヌ)の習性・防衛本能〜釣れるポイント(場所)とは?〜
- 堤防での黒鯛(チヌ)の釣り方〜根掛かり多発地帯の攻略〜
- 黒鯛(チヌ)の生態と習性を利用した撒き餌テクニック
- 釣り具を買う前に絶対知っておきたいこと〜安物買いの銭失い 予算はケチり過ぎるな〜
- チヌ竿(クロダイ竿)おすすめの選び方〜長さ・号数・重量
- チヌ用(黒鯛用)リールおすすめの選び方
- リールの巻き手はどっち「右利きの人はリールを左手で巻きなさい」と言われますが・・・
- 黒鯛(チヌ)フカセ釣り用集魚剤・配合剤の選び方〜撒き餌は大手高級メーカー品でなくても釣れる!〜
- 【撒き餌作りに悩むあなたへ】黒鯛(チヌ)釣り用集魚剤・配合剤を選ぶ上で絶対に知っておくべき4つのポイント
- 黒鯛(チヌ)フカセ釣り撒き餌配合レシピ
- 黒鯛(チヌ)フカセ釣り 先打ちマキエと後打ちマキエのロジック
- 黒鯛(チヌ)フカセ釣り シンプル ガン玉理論
- あなたの釣りの師匠は優秀ですか?〜弟子の成長は指導者次第〜
- 黒鯛(チヌ)のフカセ釣りではエサのカラー戦略が重要!
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り仕掛け】なぜウキを沈めるのか?〜2枚潮を克服する〜
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り仕掛け】ウキの浮力のはなし
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り】誘い・サソイのテクニック
- 【黒鯛(チヌ)のフカセ釣り】2枚潮の厚みの見極め方と対策
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り仕掛け】道糸に求める性能とは
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り仕掛け】なぜ細いハリスは釣れるのか?
- チヌ・グレ釣りにおすすめのガン玉と持っておくべき3つの重さ
- 一芸を極めるべきか引き出しを増やすべきか
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り】餌取り対策〜刺し餌編(刺し餌理論もちょっと)〜
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り】餌取り対策〜仕掛け投入編 遠投底同調釣法〜
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り】餌取り対策〜超簡単撒き餌ワーク編〜
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り仕掛け】ウキ止め糸を使わない・ウキを浮かせない理由
- 【フカセ釣り道具】釣り糸(道糸・ハリス)に関する考察
- 【黒鯛(チヌ)フカセ釣り】水中から感じるべきシグナル
- チヌ・グレフカセ釣りでおすすめの撒き餌杓【カップ・グリップ・シャフト全て最高】
- 【必見】冬の堤防 黒鯛(チヌ)釣り餌 検証レポート
- 黒鯛(チヌ)釣り仕掛け おすすめのウキ〜大征黒〜
- 【必見】黒鯛(チヌ)釣り撒き餌の配合・作り方
- チヌ針 色・サイズ・ひねりを満たした逸品
- 黒鯛(チヌ)の習性 年無しの年齢と適正水温
- 冬の寒チヌ(黒鯛)釣りに朗報〜チヌはマラソンランナー〜
- 黒鯛(チヌ)の目(視力・視野)の秘密に迫る
- 夜釣りの黒鯛(チヌ)は太い仕掛けでもOK
- 黒鯛(チヌ)の嗅覚〜味と匂いは紙一重〜
- 釣果に直結!黒鯛(チヌ)の全誘導沈め釣りでのライン操作術
- 海で釣りを始める前に忘れてはならないテクニック
- クロダイ(チヌ)は集魚剤だけで釣れるのかを検証してきました
- 釣研 大征黒 沈め【チヌ沈め釣り】) 100円〜
- 乗っ込みチヌ攻略ポイント(藻場と産卵の関係を理解しよう)
- 海水の透明度と釣りとの関係
- チヌ沈め釣り初心者におすすめのウキまとめ5選
- チヌ沈め釣り初心者の動きをみて感じた6つのこと
- 魚の視力と釣りの関係
- チヌフカセ釣りにおすすめの道糸
- ガン玉の付け外し術(ローテーション術)
- チヌ釣りで撒き餌の遠投が必要なワケ
- チヌの刺し餌 おすすめ5選
- ズボ釣り仕掛け チヌの釣果報告【メルマガ読者編】
- ズボ釣りたった5カ月でチヌ釣り全国大会に進出した溝口誠さんのガチレポート
- チヌ釣りにおすすめのナイロンライン「東レ銀鱗スーパーストロングブラックマスター」がリニューアルして復活
- 練り餌の保管・保存に超おすすめの海釣りえさ箱(餌入れ・エサバッカン)
- 釣り餌ボイルオキアミの使い方と生との違い
- 木村真也(きむらしんや)さんのチヌ釣り講座で学んだこと
- 道糸の太さだけで世界がガラリと変わる真実
- 木村真也さんの釣りが異次元レベルまで進化する!?
- チヌのぶっこみ釣り仕掛けと沈め釣りは一緒?
- 撒き餌のオキアミは原型と砕く・刻むのはどちらがおすすめ?
- チヌ夜釣り仕掛けもズボ釣り・沈め釣り?
- チヌ釣りでグレ、グレ釣りでチヌが釣れるのはよくある?
- 磯竿シマノおすすめ「鱗海スペシャル」の評価
- 黒冴 がま磯チヌスペシャル評価
- バッカンのおすすめもダイワ
- バッカンのロッドホルダー付きはフカセ釣りにおすすめですか?
- がまかつおすすめロッドケース「プレミアム」
- 南康史のチヌ釣り仕掛けから盗めるテクニック!
- 磯用ロッドケースはリールインタイプを強くおすすめします!
- 東レ新製品「銀鱗 スーパーストロング ハイポジションフロート」
- 黒魂aceがキザクラから新発売!