黒鯛（チヌ）の生態と習性を利用した撒き餌テクニック

釣りこそ我が師なり＞初心者チヌ（クロダイ）沈め釣り講座＞黒鯛（チヌ）の生態と習性を利用した撒き餌テクニック

黒鯛（チヌ）の生態と習性を利用した撒き餌テクニック

スポンサードリンク

今回はチヌの生態と生態を利用したマキエテクニックについてお話します。

チヌ釣りをはじめた頃って、仕掛けとか釣り方とかテクニック系がやたら気になると思います。

でも、敵がどういう生き物なのかを知らずに釣りをするっていうのは、あまり賢い攻め方ではないです。

もちろん「今日は釣れた！嬉しい！」とか「今日は釣れんやった！残念！」という風に、特に知識も入れず、適当にその日その日の釣りを運だけでこなしていくのであれば、敵のことを知る必要もないでしょう。（笑）

でも今この記事を読んでくださっているあなたは、そのような運だけに頼りたい人間では決してないはずです。

運だけでいい人なら、まあまあの長さの文章をここまで読み進めてこれないですからね（笑）

私がもっている知識や経験をバンバン盗んで最短・最速で中級者レベルに到達してくださいね。

では本題に入っていきましょう！

スポンサードリンク

チヌは好奇心が強い魚

他の記事でも、お伝えしましたが、チヌはとても好奇心が強い魚です。

昔からチヌは「警戒心が強い」とか「繊細」とか言われてきました。

しかし、今の時代、そんなレッテルを覆すような釣り方が、チヌ釣りにはたくさんあります。

例えば、大きな音を立てるルアーやダイナミックに動くルアーでチヌを釣る「チニング」という分野があります。

チヌに対する釣り人の考え方というのは、時代とともに大きく変わってきたと言えるでしょう。

私の推奨している仕掛けでも、サソイを頻繁にいれて、アクションでチヌに食わせる場面が多々あります。

チニングや推奨仕掛けでチヌがたくさん釣れることから見ても「チヌ＝好奇心が強い魚」であることは間違いないでしょう。

人間界に例えると、何だか騒がしいことが好きみたいな感じですね。

そういう意味では、チヌ＝お祭り好きだと言い換えることができるでしょう（笑）

お祭り好きなチヌを集めるために

では肝心なお祭りを起こすためには、我々は何をどうすればよいでしょうか？

人間界のお祭りにはたくさんの人がいますよね？

だから同じように、水中にまず魚をたくさん集めてやればよいです。

具体的には、魚を集めるためにマキエをまいてやればよいだけ。

ただ、祭りをより盛大なものにするためには、マキエに工夫が必要となるんです。

以下具体例を説明します。

①嗅覚を刺激する「におい」にこだわる

釣り具屋には集魚剤がたくさん売ってあります。

集魚剤とは、味や臭いによって、その字のとおり「魚を集めるためのエサ」ですが、その中でもとりわけ集魚力の高さをウリにしている集魚剤があります。

具体的には、イワシ粉末が混ぜ込んであるものや、魚の食欲を増進させるフェロモン素材が入っているものなどがあります。

イワシってどんな魚も大好きな、とても万人受けする魚なんですよ＾＾

それにフェロモン素材なんて聞くと、なんだかすごくケミカルなニオイがしますが、これも魚の研究が進んだ成果だといえますね（笑）

そういう集魚剤を使うことで効率よく魚が集まり、にぎわいが作られ、チヌの興味をひくことができるでしょう。

もちろん、におい自体もチヌを引き寄せます。

▲集魚力抜群のイワシ粉末

スポンサードリンク

②視覚を刺激する「演出」にこだわる

集魚剤の中にはムギやカキガラ、ペレット（魚粉を固めたもの）などの粒系物質が入っているものがあります。

カキガラなんて最たる例ですが、カキガラに味なんてありません。

では何故、そんなものが集魚剤に入っているのでしょうか？

それは、これらの素材がヒラヒラ、キラキラと落ちていく演出で、チヌの好奇心を刺激するから。

ペレットの重さや色にも違いがあるため、いずれかの種類が、その日の状況に最も効果的な演出やカラーにマッチしてくれます。

また、視覚で重視すべき演出として、マキエの煙幕による演出があります。

特に私は水中で目立つ白系の煙幕が大好きです。

好奇心の強い人だと、遠くで煙が上がっていたら、「火事かな？」とか気になりますよね？

これと同じように、好奇心のかたまりであるチヌは煙幕に反応します。

特に冬場の海水透明度の高い時期は、遠くからでも煙がよく見えるため、いつも以上に効果があると感じています。

聴覚（音・波動）による刺激

魚には体の側面に側線という器官があり、そこで音や波動を感じています。
※厳密にいうと内耳でも音を感じています。

チヌが真夜中にポッパー（音・波動を出すルアー）を的確に襲うことからも、チヌが視覚以外の音・波動にもしっかり反応しているといえます。

このチヌの習性をフカセ釣りで、どのように活用できるでしょうか？

まず、マキエの着水音でチヌを寄せることができますね。

また、マキエを食べにきた小魚たちが、騒がしく泳ぎ回る音やエサを食べる音にも、チヌは反応するでしょう。

このように、私たちがマキエに少しこだわることで、チヌの嗅覚、視覚、聴覚などを刺激する盛大なお祭り状態を意図的に作り出すことができます。

そして、お祭り状態を作り出すことができれば、チヌがたくさん集まってきて、釣れるようになるでしょう。

最後に

釣りというのは、確立の遊びです。

一つ一つ釣果を伸ばすために必要だと考えられることを、面倒くさがらずに、コツコツやっていくことで、周りの人より１歩でも２歩でも先に進んでいくことができます。

ここで得た一つ一つの知識を実際に海で実践して、今後チヌをたくさん釣っていただければと思います。

では今回はこれで終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

スポンサードリンク

～お知らせ～
「つぐむぐ」ってそもそも誰？

釣りメルマガ（読者数1350人突破）

裏メルマガ（ネットで稼ぐための正攻法）

【今だけ！】「釣りビジョン」が31日間無料！解約も可＜U-NEXT＞

２週間無料でDMMの動画が見放題！R18も充実

～釣り人におすすめの記事～
最高級のがま磯竿(新品)をたった13,642円で手に入れた実話

えっ！誰でも釣行紀を書いてお金が稼げるってホント！？

スポンサードリンク