【黒鯛（チヌ）フカセ釣り】餌取り対策～超簡単撒き餌ワーク編～
こんにちは。つぐむぐです。
今回はチヌ釣りにおけるエサ取り対策、マキエワーク編についてお話します。
まずマキエワークとは何ぞやについて説明します。
マキエワークとはフカセ釣りの業界用語で、マキエによる魚の誘導のことです。
私は戦国ゲームが大好きで、特に信長の野望という作品が大好きなのですが、あのゲームではプレーヤーが大名になって、戦の時に、陣形やら、兵の配置なんかを決定します。
戦が始まれば、状況に応じて指示を出し、兵を動かします。
この兵を動かすという感覚こそ、釣り界でいうマキエワークだと思っています。
ただゲームの場合と違うのは、ゲームでは自分の兵を動かしますが、釣りにおけるマキエワークでは、敵軍、つまりエサ取り集団を動かすことになります。
エサトリという集団を自分の思い通りに動かす頭脳が釣り人には要求されるのです。
で、なんでこんなことをする必要があるのでしょうか？
海には、たくさんの魚が住んでいて、釣り人がマキエをまくと、腹をすかした魚たちがもの凄い大勢で押し寄せてきます。
彼らも生きるのに必死ですから。
その中から、釣り人は自分が本命だと決めた魚のみを引き抜かないといけない訳ですが、これはなかなか難しいことです。
でもこの悪条件を克服するところに、また釣りの魅力があります。
そして、チヌ釣りでも、多くの釣り人がエサトリ対策ということで、頭を使っていろいろな策を練っているのです。
エサトリ対策にもいろいろとあるのですが、今回はマキエワークに特化してお話します。
まず先に結論をいいますと、チヌ釣りではマキエワークは必要ありません。
今、実は結構過激なことを言ったので、「こいつ頭おかしいんじゃないか？」と思われた人も多いと思いますが、マジで言っています。（笑）
冗談ではありません。
ではなぜそう考えるのか？
それは、黒鯛（チヌ）という魚が、水中における力関係のピラミッドの中で上位に君臨しているからです。
チヌがマキエに集まって本格的にエサを拾いはじめると、他の小さな魚たちを蹴散らします。
完全にチヌのテリトリーが形成されるのです。
ですから、１匹チヌが釣れると、大体次も続きます。
厳寒期など、チヌの活性が低い時は、単発ということもありますが、普通にシーズン中であれば、連チャンします。
チヌが集ってエサを拾い始めれば、他の魚は好き勝手に行動できなくなるので、釣り人がわざわざ小魚をチヌがいないところに、誘導してやる必要はありません。
そうはいっても、これはマキエワークに限った話ですので、例えば水面下でアジがエサを拾っている場合なんかは、その層を突破する必要があるので、ツケエに工夫は必要です。
ですが、マキエワークというレベルでの、エサトリ対策や誘導は特に必要ありません。
まずはチヌをどんどんポイントに集めてやることが大切です。
チヌ釣りのエサトリ対策として、いろいろ説を唱える人はいますが、私はこんなスタイルで釣っています。
マキエは１カ所集中ですが、その分、仕掛けの投入やツケエレベルで対策を施している感じです。
それらのテクニックは後日解説します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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