堤防でのメジナ(グレ・クロ)釣り ステップ2 撒き餌と仕掛けの投入と同調
こんにちは。つぐむぐです。
簡単ステップ1の仕掛けは頭に入れてもらえたでしょうか?
この仕掛けを使うメリットは、初心者を悩ます、マキエと仕掛けの同調が他の仕掛けに比べて圧倒的に簡単なことです。
メジナ(グレ・クロ)釣りで重要な同調
なぜそこまで仕掛けとマキエの同調が重要なのか?
最初にその理由を説明しておきます。
マキエを撒くとグレはマキエを食べに集まってきます。
この時マキエの中にハリのついたサシエを忍ばせておくこと、つまりマキエと仕掛けを同調させておくことで、メジナが誤ってツケエを食べ、釣れるということになります。
そのため、グレ釣りにおいて何にも増して重要なことは、仕掛けとマキエの同調ということになります。
ではなぜ、この仕掛けが同調に強いのか?の理由は
道糸やウキの浮力、ハリスの長さなどにタネがあるのですが、
長くなるので詳しい解説は別の記事に譲ります。
◆ウキの浮力の話◆
ただ、理論とかはとりあえずどうでもいいから、
手っ取り速く結果だけ求める人は、私の推奨仕掛けが
「初心者でも同調を高確率で実現できる仕掛けなんだな」
ととりあえず思ってもらって大丈夫です(笑)
事実、初心者が同調を実現したいのであれば
それを最も有効に、かつ堅実に実現させてくれる仕掛けだといえるでしょう。
マキエを撒いてから仕掛けを投入しよう!
で、仕掛けを作ったら、マキエを先に撒いてあげてください。
グレ釣りでの撒き餌の打ち方の基本はこの記事で詳しく解説しました。
よく分からない人は先に目を通してもらえればと思います。
チヌ釣りでは、仕掛けを先に投入し、ウキを目掛けてマキエを撒くことが多いのですが、
グレ釣りでは先にマキエを打って、その場所めがけて仕掛けを投入するのが基本になります。
マキエを先に打つか、後に打つかで、先打ちマキエ、後打ちマキエなんて業界用語でいいます。
両者にはちゃんと意味があるので、知りたい方は以下の記事をみてください。
先打ちマキエをする理由は、グレは基本浅いタナ(層)を釣ることが多いためです。
ハリのついたオキアミ(サシエ)の沈下速度は、マキエの粒子の沈下速度より速いため、先に仕掛けを投げてしまうと、ツケエが先に沈んでしまって、マキエと同調しません。
マキエの粒子がサシエに追いつくことができないから当然ですね。
一方、先打ちマキエなら、あとからサシエがマキエの粒子に追いつくため、同調が実現できます。
このように、この仕掛けで、同調を実現するためには先うちマキエが必須だということです。
ちなみにマキエをまく回数はエサトリの状況によって変わりますが、自分が決めた本命ポイントにエサトリが入らないように注意しましょう。
そのためにマキエワークと呼ばれるテクニックがあるのですが、
これも長くなるので別の記事に譲ります。
上の梅雨グレの撒き餌ワークテクニックが
事実上グレ釣りの基本的な撒き餌ワークになります。
梅雨というキーワードがはいってますが
梅雨期は水温が適温でグレの活性がめちゃめちゃ高いです。
なので、あと秋にグレがよく釣れるのですが
秋も水温が適温でグレとともに餌取りの活性が超絶高いです。
故に、梅雨期の撒き餌ワークが秋の時期にも十分応用可能だといえます。
ただ、マキエワークを用いなくとも、
ある程度の型・ある程度の数のグレなら釣ることができます。
マキエワークを用いるのは、より良型を狙う時や、
どうしてもエサトリしか釣れない時だと理解しておきましょう。
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仕掛けの投入に関しての注意
手っ取り早くグレを釣るためには、まずは釣りやすい10mくらい沖に
先にマキエを5杯位打ち込み、その後そのマキエの着水点に向かって仕掛けを投入します。
この時、重要なポイントは、マキエの中にサシエを同調させることですので、
ウキをマキエのところにもっていっても意味がありませんので、ご注意ください。
これ本当に勘違いしている人が多いのですが、
ウキとマキエの場所を合わせも同調していませんよ(笑)
マキエの中にサシエが入らないと意味がないので、ここはしっかり認識しておいてください。
何度も言いますが、サシエとマキエを同調させるという思考が大事です。
これを割と簡単に実現するためにおすすめの方法は、
仕掛けをマキエの着水点よりさらに10m位沖に投げて、
マキエの煙幕のところまでサシエを引っ張ってくると良いです。
マキエの場所に仕掛けをドンピシャで投入することは、
相当な上級者でないとできません。
ですから、仕掛けをマキエより沖に投げて、
軌道修正しながらマキエの場所まで仕掛けを持ってきて上げると
スムーズに同調させることができるはずです。
ちなみにグレ釣りの超上級者は、マキエの投入位置にサシエをピンポイントで投入する技術(コントロール)を兼ね備えています。
てか極論グレ釣りの技量の最終的な差は、
この投入の精度だと言っても過言ではありません。
サシエをピンポイントで投入することの効果は、こちらの記事で解説しています。
投入技術は一朝一夕で身に着くものではありませんので、
何度も何度も意識して練習することが必要になります。
これは練習以外上達の方法はありません^^
努力が実を結ぶってことです。
でも逆にいうと、目的意識をもって努力すれば可能だということです。
グレ釣りのやる気がある人は、最終的にはこのあたりも視野にいれておくといいですよ^^
最後に
ここまでの内容は整理できましたか?
マキエの着水点にサシエがしっかり落ちれば釣れたも同然です。
なんせ一番大事なことは、撒き餌とサシエの同調ですからね。(大事なんで何度でも言いますw)
次のステップ3では、いよいよアタリを待つ行程に移ります。
でもステップ1・2がしっかりできていないと、
いくらステップ3・4ができたところで、
釣れる可能性はものすごく低いです。
サシエとマキエが同調してない状態で、仕掛けを流しても、
そりゃあ釣れる可能性は低いですわ(笑)
それだけ1と2が重要なんです。
だからね、
例えば先に撒き餌を打ちました。
次に仕掛けを投げました!
この仕掛けが撒き餌を打った位置に行きませんでした。
ここで、大体98%の人はそのまま仕掛けを流すか、
後打ち撒き餌をウキの場所に打つw
でもそのまま流していつ同調しますか?
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最初から同調してない物同士がいつ同調すんねん!!!!!!
せめて最初だけでも合わせてやらな!
そこから段々ずれていくんだけど、
その辺りは、僕の推奨仕掛けはズレにくくなってるんで大丈夫。
長いハリスがしっかり潮を噛んでいるんで、
そう簡単にずれないようになってる。
だから仕掛けの投入がうまくいかなかったら
潔く仕掛けを回収して仕切り直ししてほしいんすよね。
実際僕はそうやってる。
最初のうちは、正直「めんどくさ!そのまま流そう!」って思うはずw
実際僕自身そうだったんで、その気持ちもよく分かる。
でも結局釣れる可能性が低いんですよね。
そのターンで。
回収すると一投無駄になってる気がすこぶるこみあげてくるけど
実際は釣れる可能性の低い状態で仕掛けを流してるほうが時間のロスは大きい
ってことに何年もやってようやく気付いたw
早く気づけってね^^
でも言われないとなかなか気づかないと思う。
メジナ釣りが難しいと言われるのは、
実はステップ1・2の基本がなかなかできないからです。
これができてないから満足につれない。
けどこれらは当たり前のことすぎて、気づけずに
他のウキとか針とかガン玉とか撒き餌とか
そっちの方に釣れない原因があると考えて段々ドツボにはまっていく人が多い。
今この記事を読んでいる人はさすがにその心配はいらないけどね^^
でも、よくよく考えてみると、
たった2つのステップさえきちんとこなしていれば、グレを釣れるってことです。
そんなに難しいことをする訳じゃないことは分かってもらえたはず。
僕が釣りを教えている初心者たちは、
この仕掛けで釣りをしながら、ステップ1・2の基本を丁寧に実行するだけで、
経験年数豊富な人たちをゴボウ抜きしています(笑)
やはり何事も基礎が大事だってことです。
ですから、1と2の理解があいまいな方はもう一度復習されてみてください。
そして、一旦知識が整理されたら、次のステップ3にお進みください。
グレを釣るために必要な知識は、
このサイト、それにメルマガでばらまいていきますので、
自分のペースでゆっくり吸収していってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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