寒チヌ(かんちぬ) 海釣り用語辞典
冬の寒い時期に狙うチヌのこと。
冬は低水温でチヌの活性が下がっているため、釣るのが非常に難しい。
「寒チヌを釣れれば一人前」といわれるほどだ。
低水温になると、小型の魚は寒さで動けなくなる。
そのため、寒チヌが釣れれば大型であることが多い。
また、寒チヌは群れで回遊というより、大型が単体で回遊することが多いため、連チャンして釣れることが少ない。
寒さの中で、チヌの回遊を待つスタイルになるので、釣り師には釣技に加えて忍耐力が求められる。
攻略としては、チヌの活性が低いため、回遊してきたチヌを足止めして釣るか自分からチヌが潜んでいそうなポイントを直撃するかのいずれかである。
基本的にチヌはストラクチャーにつく魚であるから、カケアガリや障害物を見つけて、その近くにマキエと仕掛けを送り込むのも有望だ。