カウントダウン 海釣り用語辞典
仕掛け投入後に仕掛けをどこまで入れるか数えること。
個人的にカウントダウンは、根ガカリ多発地帯を釣る時に、特に役立つと感じている。
例えば、底が荒くて、底に仕掛けを置いておくと、すぐに根ガカリするうような場所を釣るとする。
こんな時は例えば、仕掛け着水後、60秒とか数えて仕掛けを回収する。
底に仕掛けがついている感じがしなかったら、今度は70秒とか時間を延ばせばいいし、逆に引っ掛かるようだったら50秒とか短くして調整すると良い。
かといって、普通の釣り場でも上手い人ほど、いつもカウントダウンを利用している。
特に全誘導の釣りの場合は、タナを決めないので、仕掛け投入後、何秒くらいでアタリがでているかを把握しておくと釣りが組み立てやすい。
グレなんぞは、タナより深く入ると、釣れる確率がガクッと下がる。
グレ狙いであれば、カウントダウンによって、仕掛けの入り過ぎを防ぐこともできるだろう。
これは、中級以上を目指すならの話だが、全誘導だからってタナを全く把握しておかなくてよい訳じゃない。(初級レベルでは、別に意識しなくてもよいが…)
カウントダウンによって、あらかたグレのタナを把握しておくことで、無駄な仕掛けの流しが減り、時間を最大限有効に活用することができる。
ぶっちゃけ普段から数える癖をつけておけば、別にそんな難しいテクニックでもない。
なんでもそうだが、実践していれば、そのうち無意識でできるようになる。
自転車に乗るのと同じこと。
あなたの釣りを一つ上のステージに進化させたいのなら、ぜひ習得しておきたいテクニックだ。