トーナメント 海釣り用語事典
釣り大会のこと。
トーナメントでは、決められた時間内で、できるだけ大きな魚を、できるだけたくさん釣ることが要求される。
フカセ釣りでは、主にクロダイ(チヌ)、メジナ(グレ)に関するトーナメントが開催されていて、特に大手メーカーが主催する全国規模の大会を4大大会と私は呼んでいる。
トーナメントのルールはさまざまだが、4大大会では、チヌの場合「30cm以上のチヌ、5尾までの総重量」、グレの場合「25cm以上のグレ、5尾までの総重量」で競うことが多い。
サイズに下限が設けられていること、そして、5尾という丁寧な釣りをしないとなかなか達成できない数が絶妙なバランスで、まさに釣り人の腕の差・技術(釣技)の差が出る。
ただし、
釣りの楽しみ方は人それぞれであり、
仲間と楽しく釣るも良し。
1人でぼんやりと釣るのも良し。
トーナメントで技を競い合うのも良し。
どんな楽しみ方でもいいから、自分が好きなように自由に釣りを楽しむことが最も大切だ。
勘違いしてほしくないのだが、私は釣りのテクニックをこのサイト上でばらまいているから、かなりのトーナメント思考だと思うかもしれないが、そうではない。
別に人と競うことをしたいのではなくて、私が本当にやりたいことは、魚を今よりもたくさん釣りたいだけ。
そのためにいろいろな課題を設定し、検証を行い、このサイトで実験結果を報告しているという訳で。
いろいろと報告しているのは、皆さんにも魚を釣る喜びを知ってほしいのと、自分自身の知識を定着させるため。
知識は吸収するだけでなく、アウトプットすることで、より整理され、より記憶に定着する。(関連記事はコチラ)
トーナメントへの興味関心がないかといえば嘘であるが、根本には今よりもっと魚を釣りたいという純粋な思いがあることをあえて書かせていただいた。
長々とした文章を最後まで読んでくださった方には本当に感謝である。